税務署

この記事では、給与所得+雑所得(ソーシャルレンディングの所得)を得ている人を対象にした、確定申告の方法を解説します。参考になる人は、サラリーマンでソーシャルレンディング投資をしているような人ですね。

確定申告を行う前に、事前に基本的な知識が必要です。まったくわからなかったり、ほとんど知識がないという人は、下記の記事で基本的な知識を深めてください。

ソーシャルレンディング投資をしている人用の、税金に関する基本的な内容になっていますので、理解しやすいと思います。

【FAQ】ソーシャルレンディングの税金に関する基礎知識!確定申告や税金対策について

ソーシャルレンディングと確定申告の基本知識!還付金や住民税について理解を深めよう

この記事で紹介する確定申告方法は、実際に税務署に足を運んで、職員に相談しながら書類を作成して提出する確定申告方法です。

税務署に行ったはいいけど「あれ、書類が足りない。」「え、その情報も必要なの?覚えてないよ。」みたいな事になったら、また出直しが必要になったりして面倒ですよね?

だから、この記事では税務署で申告をする前に準備しておくべき書類や資料について、解説したいとおもいます。

この記事を読んでから税務署で手続きをすれば、途中でつまづくことなくサクサクと確定申告を終わらせることができますよ。

5つある確定申告書の提出方法

提出方法

確定申告の方法はいくつかあります。僕はネットから利用できる国税庁の確定申告書等作成コーナーで書類を作って、直接税務署に持っていきました。

でも、このやり方は初めての人にはおすすめしません。申告漏れの事もありますが、調べる事が多すぎて、逆に時間かかりますからね。

素直に税務署で相談しながら手続きをした方が、時間的にも早く、申告漏れもなく、確定申告の理解も深まります。1人で手続きをするのは、2回目からがおすすめです。

  1. 確定申告書等作成コーナーで作成してWeb上から提出(e-Tax)
  2. 確定申告書等作成コーナーで作成して税務署に直接持参(僕が提出した方法)
  3. 確定申告書等作成コーナーで作成して郵送で提出
  4. 必要書類と資料を用意して税務署で相談しながら作成して提出
  5. 税理士に丸投げ

この記事で紹介する確定申告方法は、4番ですね。1~3番についも少し触れますが、申告をする人の立場や所得などによって大きく手順が変わるため、基本的な事だけ説明します。

4番の確定申告方法は本当に簡単です。書類を用意して税務署へ行き、相談しながら申告ができる窓口に並ぶだけです。混み合う時期はそりゃ混みますけど、提出書類さえ忘れずに持参すれば、確実に1日で終わります。

ソーシャルレンディングの確定申告に必要な書類

確定申告に必要な書類

さて。確定申告に必要な書類および資料について。一覧にすると、下記の書類になります。

考え方としては、1年間(1~12月)のすべての所得(収入)と出費(経費)、そして、控除関係の書類を揃えるイメージで準備しましょう。

  • ソーシャルレンディング各事業者の年間取引報告書
  • ソーシャルレンディングの経費(レシートや領収書)
  • その他の所得に関する書類すべて
  • 会社から配布される給与所得の源泉徴収票
  • 控除関係の書類
  • 印鑑、筆記用具、本人確認書類、金融機関の通帳

控除に関する書類は人それぞれ違いますので、対象のものだけを用意すればOKです。また、控除の申告に関しては、とくに漏れても問題ありません。

申告しなければそれだけ税金を多く払うだけなので、国からは何も言ってきませんし、こちらが脱税とか犯罪になる事はありません(あなたが損をするだけ)。ただ、なるべくなら漏れなく申告した方が、税金は安くできますね。

また、控除の種類によっては1~5年は遡って申告できますので、「住宅ローンの控除申請忘れた~!」という場合でも、とりあえず再申告できるという事だけ覚えておきましょう。

【必要書類1】ソーシャルレンディング所得の証明書類

マネオの年間取引報告書

ソーシャルレンディング関係の書類は、年間取引報告書が必要になります。上記画像は僕が2017年にマネオで得た分配金です。すべての事業者の書類が必要なので、各事業者のマイページから印刷して持参しましょう。

そして忘れてはいけない書類が、経費です。書籍やセミナー代など、ソーシャルレンディングの経費にできるレシートや領収書は、まとめて管理しておきましょう。

【必要書類2】その他の所得に関する書類すべて(対象者のみ)

給与所得、ソーシャルレンディング所得の他にも、何かしらの所得がある人は、その所得に関する書類もすべて必要になります。株とかFXなどの投資の他、不動産所得などがあれば、関連する書類を用意しておきましょう。

【必要書類3】会社から配布される給与所得の源泉徴収票

源泉徴収票

会社から配布される源泉徴収票ですね。年度を間違えないようにご注意ください。2018年3月の確定申告の場合、2017年1~12月分の源泉徴収票が必要になります。平成29年度の源泉徴収票ですね。

心配な方は、とりあえず一番新しいものと古いものの、両方を持参すれば間違いないでしょう。

【必要書類4】各種保険料などの控除書類

社会保険控除 国民年金保険料の領収書や控除証明書
生命保険控除 生命保険会社が発行
小規模企業共済等掛金控除 中小企業基盤整備機構が発行
地震保険控除 損害保険会社が発行
勤労学生控除 専修学校などが発行
医療費控除 医療費のレシート、領収書や明細書
寄附金控除 寄附金の受領証や証明書
雑損控除 損害が原因で支出があったときの領収書

対象者により必要な書類は違ってきますが、保険料などは控除することができます。主に上記の内容になり、対象の出費がある人は証明書や領収書を提出する事で、控除を受けられます。

上記表には載ってないですが、国民健康保険も控除する事ができます。年度の途中で退職した方や、個人事業主の方が対象ですね。とくに領収書は必要なく、年間で支払った金額をそのまま入力します。

心配な方は、国民健康保険の支払いがわかる書類(引き落としなら通帳、振込なら振込明細)を持参しましょう。

もし住宅を購入された方がいれば、住宅ローンも控除する事ができます。ちょっと専門的なことなので当記事では省略しますが、もし確定申告をする年に住宅を購入した人がいたら、手続きしましょう。

「2年前に購入したんだけど…」という人もいそうですが、安心してください。5年間は遡って申告できます。

1年間の医療費が10万円を超えた場合は、医療費の控除を受けられます。年間10万円以上の医療費ってそんなにないかもしれませんが、もし入院や大けが、検査などで病院代が高いなと感じていたら、一度計算してみましょう。

当然ですが、証明になる領収書が必要になります。もし領収書がない人は、領収証明書の発行など手続きが面倒になりますのでご注意くださいね。

ちなみに僕は年度の途中で退職したので、国民年金保険料を支払った分を控除してもらいました。

【必要書類5】印鑑、マイナンバー、本人確認書類や金融機関の通帳

最後は、手続きに必要な個人の書類です。主に下記のような書類が必要で、なくてもいい場合もありますが、なるべく持参した方がいいですね。

  • 印鑑(シャチハタ不可)
  • マイナンバー(通知カードまたは個人番号カード)
  • 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • 金融機関の通帳(還付金の振込先に必要)
  • 筆記用具

【注意事項】提出書類は返却されません!必ずコピー(控え)を取っておきましょう!

確定申告で提出する書類は、一度提出すると返却されません。なかには原本が必要な書類もありますので、提出前には必ずコピー(控え)を取るようにしましょう。

原本とコピーの両方を持参して、提出する際にはなるべく「コピーでも大丈夫ですか?」とたずねて、コピーを渡すようにすれば安心ですよ。

確定申告の申請用紙は税務署で入手できる

確定申告を申し込む用紙はいくつかありますが、基本的には確定申告書Bで大丈夫です。この書類は国税庁のサイトからプリントアウトして持参する事もできますが、税務署にも必ず置いてあります。

とくに自分で用意する必要はありませんが、どんな用紙か見たい人は、国税庁のサイトからダウンロードしてください。

参考:確定申告書などの様式手引き|国税庁

上記サイトへ行き、”所得税及び復興特別所得税の確定申告書”の項目の中にある”申告書B様式”が確定申告書Bの書類になります。

ただ、申告用紙は人により違ってくる場合があります。間違いがないように、なるべく税務署に行って職員さんに用意してもらう方が確実ですね。

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書類がそろったら税務署に行くだけ!

すべての書類が用意できたら、あとはお近くの管轄税務署にGO!です。地域によったら税務署ではなく別途、特設会場を設けて確定申告の手続きをしている場合もあります。しっかりと担当地域の税務署のホームページを確認しましょう。

会場はおそらくめちゃめちゃ混んでいると思います。でも、しっかりと全ての書類を持参していれば何も怖い事はありません。受付窓口がわからなければ、職員さんにこう尋ねます。

「提出する資料を持参していますので、相談しながら申告書を作成したいのですが?」と言えばOKです。必ず専用の窓口があります。

相談しながらの申告は、マンツーマンで行われます。どの書類を見ながらどこに何を記入すればいいのかすべて教えてくれますので、書類さえそろっていれば中断することなく進められます。

ウェブから手続きをする人は国税庁の確定申告書等作成コーナーがおすすめ

確定申告書作成コーナー

参照:確定申告書等作成コーナー

僕はウェブで資料を作成して、プリントアウトした書類を税務署に持っていって提出したんですが、やっぱりすごく不安になるんですね。

「申告漏れとか記入漏れ、記入間違いとかないかな・・・」

「提出した書類って、あれで合ってたのかな・・・」

提出するだけだと、職員さんのチェックは入らないので、手続きを終えた後も上記のような不安が残るんですね。提出時に受付する職員さんは間違いとか、書類のチェックは一切しませんから。

だから、なるべく税務署に行って相談しながら申告書を作成した方が、確実で不安も残らないと思うのです。

もしウェブから申告書を作成したいという人は、有料のソフトとかではなく、僕も利用した国税庁の確定申告書等作成コーナーの利用をおすすめします。それなりに使いやすいです。

ただ、入力途中にわからない事が多くてネットで色々と調べる事になりますから、完成するまでかなり時間がかかりますよ。これはマジです。1人ですべてできそうな人であれば、試してみてもいいかもしれません。

簡単な手順を解説しますね。まずはこちらの国税庁の確定申告書等作成コーナーへ移動して、下記の順番の通りにクリックしていけばOKです。7項目目から入力できるようになりますので、書類のイメージはつかめるでしょう。

  1. 申告書・決算書・収支内訳書等 作成開始
  2. 書面提出
  3. チェックを入れてから”事前準備終了 次へ”
  4. 所得税コーナーへ
  5. 左記以外の所得のある方(全ての所得対応)”作成開始”
  6. 生年月日を入力して”入力終了(次へ)”
  7. ここから入力をしていく

確定申告書等作成コーナーを利用した実際の記入例は、下記の記事で紹介しています。

ソーシャルレンディングの確定申告!書き方や種目について解説

まとめ

以上、ソーシャルレンディング投資をしている人の確定申告方法を紹介しました。まぁソーシャルレンディングというより、雑所得+給与所得がある人の確定申告方法ですね。単純に確定申告の手順は、もっとわかりやすいサイトさんがあると思います。

ソーシャルレンディングの確定申告としては、通常の確定申告手順にプラスして、雑所得欄に年間取引報告書の数字を入力するだけです。種目は「分配金」や「雑所得」。

僕も2018年に初めて確定申告をしましたが、とくに問題なく終わらせる事ができました。ただ、人によっては沢山の控除書類が必要になったりしますので、相談しながらの方が間違いもなく確実だと思いますよ。

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