「ソーシャルレンディングに興味を持ったけど、始め方ってどうすればいいの?」
「ソーシャルレンディングのやり方がわからないから、教えてくれない?」
今のあなたは、こんな疑問を抱いてませんか?僕も初めてソーシャルレンディングに興味を持った時は、わからない事だらけでした。だから、そんな疑問を解決できるような記事があればいいなと思い、この記事を公開しました。
この記事では、ソーシャルレンディングを始める前の疑問や口座開設の流れ、仕組みや注意点などをまとめています。初心者向けになりますが、ソーシャルレンディングに関する基本情報を解説してます。
当記事を読む事で、失敗しないソーシャルレンディングの始め方がわかります。ぜひ参考にしてください。
目次
【ステップ1】ソーシャルレンディングの仕組みを知る
ステップ1は、ソーシャルレンディングの仕組みについて解説します。「ある程度は知ってるよ!」という人は、飛ばしてもらってもOKです。ちなみにソーシャルレンディグの仕組みは各事業者のサイトにも詳細が掲載されていますよ。
上記の画像を参照してもらえればだいたいの流れがわかると思いますが、まとめると、お金を貸してほしい企業と、お金を貸したい人を繋げるサービスです。その仲介業者が、ソーシャルレンディング事業者やサービスというわけですね。
【ステップ2】ソーシャルレンディングのリスクやデメリットを知る
ソーシャルレンディングは滅多に貸し倒れが起きない事から、かなり安全な投資法だと思われています。しかし、実際にはリスクやデメリットがあり、当然ながら元本保証の投資方法ではありません。
主なリスクやデメリットは、下記のような事です。
- 事業者の倒産や詐欺による元本割れ(事業者リスク)
- 融資先の事業不振による貸し倒れ(デフォルト)
- 担保価値の下落による貸し倒れ(デフォルト)
- 運用中は投資家の意思でお金を引き出せない
- 分散投資が面倒
- 融資先の情報が不明瞭
これらの他にもいくつかリスクやデメリットがあります。詳しくは下記の記事で解説していますので、知らない事が多い人は目を通しておいてください。
【ステップ3】ソーシャルレンディング事業者を選んで口座開設をする
さて。ソーシャルレンディングに関する仕組み、リスクやデメリット理解できたら、さっそく投資家登録および口座開設をしましょう。2020年現在、ソーシャルレンディング事業者は27社程度存在します。
ただ、初心者の方が「なんとなく」で選んでしまったら、怪しげなソーシャルレンディング事業者に登録してしまう可能性があります。返済実績のない事業者は投資したお金がちゃんと返済されるかわからないため、絶対に避けたいところです。
そこで、営業実績や返済実績がしっかりある、ソーシャルレンディング事業者をまとめました。僕自身も利用している事業者ばかりで、信頼できるからこそ紹介しています。
ソーシャルレンディング事業者の選び方から、各事業者の比較、おすすめのサービスをまとめた記事になります。ぜひご覧ください。
【ステップ4】投資金を入金して投資を実行!あとは待つだけ
口座開設が完了したら、今度はデポジット金として、投資金を一旦ソーシャルレンディング事業者の自分専用口座に振り込みます。募集ファンド案件ごとに振込をしていては、振込手数料がたくさん必要になってしまいますので、それを回避するためのシステムですね。
例えば、一旦100万円をソーシャルレンディング口座に入金しておくと、募集が開始された時に、ボタン1つですぐに投資ができます。2件、3件と複数の案件に投資する時も、デポジット金以内であれば、いくらでも投資ができるのです。
デポジット金がゼロになってしまった場合は新規投資ができませんので、再度入金をして、次の投資に備える…という感じですね。分配金の支払いは毎月または四半期ごとに一度あります。
例えば、100万円を利回り5%、12ヶ月運用の案件に投資した場合だと、12ヶ月間の利回りは5万円です。つまり、4,166円の分配金を毎月受け取ることができます。
元本の返済は運用終了後になります。遅延や問題が発生しなければ、12か月後に100万円が返済され、100万円の資産が1年後には105万円になっている、という感じですね。
投資をする時は、案件の見極めも大切です。ただ単に利回りが高くても、担保も保証もない案件は貸し倒れのリスクも高いですからね。貸し倒れになってしまっては元も子もありませんので、投資をする前は案件選びに関する知識も、蓄えておきましょう。
ソーシャルレンディングのQ&A
この項目では、ソーシャルレンディングを始める前の疑問など、よくある質問をまとめました。
- 手数料は必要?
- 口座開設や口座維持、投資の際に手数料は必要ありません。ただし、出金する時の振込手数料は無料の事業者と有料の事業者があります。また、各事業者へ投資金を入金(振込)する時の手数料も、金融機関により異なります。
- 今までに貸し倒れ(デフォルト)した事はある?
- 随分前に、個人向けローンファンドという個人へ融資する商品があり、何件か貸し倒れがありました。各事業者は途中から企業向けの融資に切り替え、以降は貸し倒れを起こしていませんでしたが、2018年11月にSBIソーシャルレンディング、ラッキーバンクなどで貸し倒れになった事実があります。
また、みんなのクレジットという事業者は融資先を偽る行為などをして返済ができなくなり、現在も30億円近くの投資家の資産が返済されていません。特殊な例ではありますが、事業者リスクの1つになります。
また、貸し倒れ(デフォルト)一歩手前の返済遅延に関しては、各社何件か発生しています。全体件数から見れば少ないですが、ゼロではありません。
- 誰でも口座開設できますか?
- 各ソーシャルレンディング事業者により、独自の審査と年齢制限がありますが、基本的にはどなたでも登録できます。条件として多いのは、20~65歳未満の年齢制限と、日本国内在住ですね。
無職、主婦、フリーター、大学生でも登録できますので、気軽に申し込んでみましょう。
- 投資の知識がなくてもできますか?
- できます。ただ、利回りや仕組みなどの基本的な知識については必要になります。基本的には融資先企業や案件の詳細は投資家にわからないため、投資のプロでも初心者でも同じ条件でみんな投資をしています。
- どれくらいの資産から始めたらいいですか?
- 最初は5~10万円くらいの資産で始める事をおすすめします。ソーシャルレンディング投資をしてみて、自分に合っていると感じたら、徐々に運用資産を増やしていきましょう。
- みんなどれくらいの資産を運用しているの?
- 僕は300万円程度ですが、大多数の人は100万円以下が多いように感じます。なかには2,000万、3,000万円以上投資している投資家もいるようですね。
- 利回りはどれくらいですか?
- 事業者により違いがありますが、だいたい5~8%、平均は6%くらいを目安にするといいでしょう。なかには10%を超える案件も多くあります。
- ソーシャルレンディングって怪しい気がするんですが、大丈夫?
- ソーシャルレンディング最大手のマネオ(maneo)
は、2008年からソーシャルレンディングサービスを続けています。何か問題のある事業であれば、10年も続けられません。よって事業としてはとくに問題ないです。
ソーシャルレンディングは初心者にこそおすすめしたい投資法!
ソーシャルレンディングは株やFXと比べるとマイナーな投資方法ですが、日本国内では2008年から存在していますので、それほど次世代投資法!というわけではありません。
まだまだ利用している人は少ないですが、仮想通貨の盛り上がりなどもあり、株やFX、投資信託以外の投資法としては年々注目が集まっています。
投資経験のない僕でも簡単に始められましたし、しっかりと分配金を得る事ができたので、投資初心者にはピッタリの投資方法であることは間違いないです。
当然、投資なのでリスクはありますが、テクニックはほとんど必要ありませんので、気が楽です。投資のプロ!みたいな人でもソーシャルレンディングに関しては素人と条件同じですからね。
ソーシャルレンディングの始め方を知らなかったあなたも、この文章を読んでる今なら大体の流れと仕組み、リスクなどが理解できていると思います。
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ソシャレンの事業者選びに困ったら...
ソーシャルレンディングの事業者選びに困ったら、下記の記事を参考にしてください。初心者の方は、おすすめの事業者ランキングの記事がきっと参考になりますよ。
また、すでに口座を作る事業者が決まっている場合は、キャンペーンを適用したりポイントサイトを経由することで、キャッシュバックを受けられる場合があります。
せっかくのお得な情報も知らなければ損をするだけです。少しでもオトクに口座を開設して、かしこく資産を増やしましょう!